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〈情報番号7004〉 痔と間違えやすい大腸癌
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医療法人社団 札幌外科記念病院
院 長 山本 直也先生
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| Q; |
こちらでは、大腸癌について、札幌外科記念病院/院長/山本直也先生にお話を伺 います。
先生、宜しくお願いします。
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| A; |
よく、便に血が混じっていたりすると、痔と勘違いすることが多いようですが、中には大腸癌という重大な病気の場合があります。 我が国でも、20年ほど前から増え始め、この10年で倍近くになっています。 特に40代から60代が多く、死亡者数もまだ胃ガンの2割程度ですが、 このまま行けば近い将来、ガン死亡のトップになるのは確実でしょう。
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| Q; |
どうしてでしょうか・・?
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| A; |
それは、 私達の食生活と深い関係がありそうです。 特に、脂肪分の多い食べ物に問題があると言われ、 ニュージーランド、アメリカ、カナダなど、 肉を好む諸外国に多く、肉の消費と比例しています。 このほか、保存食品や加工食品などとも関係があるかも知れません。
大腸癌の約半分は、肛門から 16センチから17センチまでの直腸で起きていて、次はS字結腸で多く見られ、両方で70%以上を占めています。病気の初期は自覚症状もなく、進行すると便に血が混じることがあります。下血は、胃ガンなどでも起きますが、腸から上の異常はドス黒い血で、肛門に近い所は真っ赤な鮮血が多く、この出血が痔と勘違いされやすいのでしょう。
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| Q; |
診断と治療についておきかせください・・。
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| A; |
肛門から内視鏡を入れると、10分くらいで大腸全部を検査できますが、一般的には大腸にバリュウムを注入して撮影するレントゲン造影法で、小さな異常でもわかるようになりました。大腸癌は、潰瘍性の胃ガンと異なり、イボのようにポリープ状で発生する事が多く、電気メスで切除するだけでキレイに治ります。そして、5年生存率では胃ガンと同じ65%で、膵臓癌、肝臓癌、食道癌などよりズッと治りやすく、おとなしい癌と言えます。
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| Q; |
予防するためにはどうしたらよいでしょうか・・?
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| A; |
すべての癌に言えることですが、タバコは良くないです。また、食生活では、便通をよくする繊維質の多いものを摂ることです。
そして、年に1回の大腸癌検診をお勧めします。特に血便が出たら安易に痔だと思わずに、すぐに専門医に診てもらうことです。
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| Q; |
ありがとうございました。
お話は、札幌外科記念病院/院長/山本直也先生でした。 |
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