情報番号7007更年期のホルモン補充療法


林レディースクリニック
理事長 院長 林  宏先生


Q; 本日は、更年期におけるホルモン補充療法について、
林レディースクリニック、副院長/林 貴子先生にお話を伺います。
先生・・、更年期障害とはどの様なものなのでしょうか・・・?



A; はい・・、一般に更年期とは、妊娠可能な成熟期から、妊娠不能な老年期へと移行する時期のことで、個人差はありますが、 およそ45才から55才位に相当 します。この更年期には、ホルモンの機能が低下して、月経異常、月経閉止が起こり、これに伴って起こる様々な精神的、肉体的障害を更年期障害と呼んでいます。



Q; 具体的には、どの様な症状になるのでしょうか・・?



A; 症状は、大きく四つに分かれます。 先ず第一に、血管運動障害と呼ばれるもので、 顔のほてり、汗をかきやすい、そして冷え性などです。次に、運動器系障害と言って、肩こり、腰痛、関節痛などです。三つ目は、精神神経障害と呼ばれるもので、頭痛、不安、イライラ、不眠などです。四つ目は、知覚障害と言って、主に、手足のシビレや感覚が鈍るなどの症状です。



Q; 先生、更年期障害はどのような治療をするのですか・・?



A; はい・・、薬物療法で三つ上げられます。 初めに、漢方療法、次に、自律神経安定剤、三つ目は、ホルモン補充療法です。 そこで、今日はその中でも、ホルモン補充療法についてお話ししてみましょう。

この方法は、飲み薬と注射を併用した治療法で、投与期間は数カ月間が一般的ですが、骨粗鬆症や心臓疾患の予防には数年間続けることもあります。ホルモン補充療法は、発ガン性もなく、特に副作用も無いと言われています。効果は、ほてりや肩こり、不眠や不安などの症状の改善、骨粗鬆症、高脂血症、高血圧症、心臓疾患の予防、膣粘膜萎縮、脱毛、皮膚萎縮などの予防が上げられます。なお、ホルモン補充療法を開始する前には、 血圧検査、肝機能、コレステロール値などの血液検査のほか、乳癌や子宮癌の検診を受けていただきます。

人生は80年時代です。 生理が終わってもおよそ30年の寿命があるわけですから、このホルモン補充療法は神様からの贈り物といえるかも知れません。



Q; 先生、ありがとうございました。

お話は、林レディースクリニック/院長/林 宏先生でした。




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