情報番号7012登校拒否について


医療法人耕仁会 札幌太田病院
理事長 院長 太田 耕平先生


Q; こちらでは、登校拒否について、青少年問題やいじめ問題など、各方面でご活躍の札幌太田病院/院長/太田耕平先生にお話を伺います。
先生・・・、宜しくお願いいたします。



A; はい・・・。登校拒否とは、頭痛、腹痛、体がだるい、発熱いろいろな身体の症状を理由にして学校に行きたがらず、遅刻したり休んでしまうことですが、児童や小学生、そして、大学生までみられ、年々増加の傾向にあります。内科で検査しても、体の異常が認められないときは、登校拒否の疑いがあり、背後には、性格の弱さやいじめ問題、ずる休みや非行に伴うものもあります。



Q; 症状はどの様に経過するのでしょうか・・?



A; 初期には無口で表情も暗くなり、友人からの孤立、成績の低下、遅刻や欠席が目立ち始めます。次は頭痛などの理由で登校せず、午後から元気になったりします。中期になると暴力的な時期に入り、些細なことから家族やものに暴力を振るうようになり、完成期では家に閉じこもって、家族との対話もなく、昼夜逆転の生活で、夜遊びに出て非行に進むこともあります。

これらの問題は、親子関係、子供の性格のゆがみ、いじめなどの学校問題、成績の低下、将来への目的意識の喪失など、様々な原因が考えられます。



Q; 初期の頃に心掛けることはどんなことでしょうか・・・?



A; 身体に異常がない場合は、登校を強く勧めて下さい。それでもダメな時は、布団に寝かせて学校の時間表通りに勉強させ、勉強が遅れないようにして下さい。

また、子供と話し合える時間を作り、家族のあり方を反省し、父親を中心に明るい家庭を作ることや、学校の先生との協力も大事です。



Q; 治療はどの様にするのでしょうか・・?



A; 早期には通院で、薬物療法や精神療法などで治療しますが、学業指導やスポーツなどを通して、自信を回復させることも大切です。また、7日以上学校を休み、わがままで暴力的な子は入院治療を行うべきで、正しい治療では、1週間〜3週間位の入院で性格も明るく素直になります。

専門病院には詳しい資料がありますので、まず親が相談に来て、 正しい知識を習得して欲しいと思います。



Q; 有り難うございました。 お話は、札幌太田病院/院長/太田耕平先生でした。






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