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| 医療法人耕仁会 札幌太田病院 担 当 医 |
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| Q; | こちらでは、不眠症について、お話を伺います。 |
| A; | 不眠症は、うつ病や分裂病などの精神科の臨床でもよく見られる症状の一つですが、健康な人でも、約5人に1人が睡眠障害の悩みを持っていると言われています。不眠は、睡眠減少ともいい、健康な人の睡眠時間が1日6時間以下の場合に当てはまりますが、個人差があるため、これ以上の睡眠時間でも、朝、目覚めたときに睡眠が不十分と感じ、身体的・精神的に、あるいは、社会生活に支障が生じたりする場合は、不眠症とするのが妥当だと考えられます。 |
| Q; | 症状に特徴はありますか? |
| A; | 症状には3つのタイプがあります。まず、なかなか寝付けない「入眠困難」、途中で目が覚める「中途覚醒」、そして、朝早く目が覚める「早期覚醒」の3種類です。最近では、中途覚醒と早期覚醒を、原因と症状が共通していることが多いので、この二つを合わせて「睡眠維持障害」と呼んでいます。 不眠の原因は、歯が痛いなどの身体的なものと、不安や悩みなどの精神的なものがあり、脳の器質障害や睡眠時無呼吸、夜間ミオクローヌス、うつ病などの精神疾患、刺激性薬物やアルコ−ル依存、そして、都市騒音などの環境要因が考えられます。 |
| Q; | 治療はどの様に行うのですか・・? |
| A; | 不眠の原因が何であるかを明らかにし、原因疾患がある場合は、その治療を行います。不眠の治療は主に薬で行い、症状に合わせて睡眠剤を投薬しますが、精神療法的配慮と、環境調整や生活指導も同時に行います。環境調整とは、騒音の防止策、寝室の温度や湿度、寝具の工夫などで、生活面では、刺激性飲料を避ける、寝る前の入浴時間を長めにする、空腹や満腹を避ける、適度なお酒やマッサージなどで緊張をほぐすなどを指導します。そのほか、自律訓練法や瞑想法も有効ですので、指導に取り入れています。 |
| Q; | ありがとうございました。 不眠でお悩みの方は、専門医に相談してみてはいかがでしょうか |
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